ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
今日はドイツミュンヘンでの公共交通機関の利用の仕方と訪問前に是非インストールして頂きたい便利なアプリについて使い方を解説したいと思います。
この記事のもくじ
一般的なお作法
ミュンヘンに限らずドイツでは、もっというと他のヨーロッパの国々でも同じですが、いわゆる通勤電車・バスについては改札がありません。ですので切符を買ってから、自分で切符を切る必要があります。ここでいう切符を切る、とは打刻をすることです。
なんだ切符を買わなくても乗れるのか?はい、乗れます、しかしたまに係員が巡回して来て切符を見せなければなりません。この時に有効な切符を提示することができなければ€60〜€100ぐらいの罰金を支払うことになります。「有効な切符」と言いましたが有効な切符とは、打刻済みの切符のことです。
たまにアジア人と思しきツーリストが捕まっているのを見かけることがありますが、だいたい打刻していないので捕まっています。(係員を見て逃げ降りる現地人も多数居ますが…)
ポイント
- 改札はない
- 切符は自分で切符を切る(打刻する)必要がある
- 巡回している係員に見つかると60〜100€の罰則金を支払う必要がある
切符はどこで買えるのか?
Uバーン、Sバーンでは改札(打刻機)の手前に、トラム・バスでは停留所か車内で購入することができます。
これはUバーンの券売機です。
ただし、車内で購入する場合はお札を受け付けない券売機の場合が多いので必ずコインを持っておくようにしましょう。
これはトラムの車内にある券売機ですがご覧の通りコインしか投入できません。
購入は通常「Zone M」で十分足りると思いますが、路線地図がありますので、こちらで確認をお願いします。
どうやって切符を切る(打刻する)のか?
こちらはUバーンのプラットフォームへ降りるエスカレーターの手前にあります。
こちらはバスの中です。トラムでも同じようなものが設置されています。
切符を差込口に入れて時刻を打刻して下さい。
MVVアプリがオススメです
と、いちいち切符を買うのも良いんですが、アプリを使うのが一番楽だと思います。公式アプリです。
MVVとはMünchner Verkehrs- und Tarifverbundの略なんですが、ミュンヘンの公共交通機関の名前だと思って下さい。
Startseite
事前準備
まずはMVV公式サイトでユーザ登録
上記サイト(https://www.mvv-muenchen.de)から登録を行います。
サイトにアクセスしたら、言語設定を英語にします。
次に「Ticketshop」を選択します。
次に画面左の「Registration」からユーザー登録を行います。
必要事項を記入して下さい。
続いて、決済手段を登録します。ログインし「Means of Payment」を選択しましょう。
私はデビットカード(銀行カード)を登録していますが、居住者じゃないと銀行カードは持てませんので、クレジットカードを登録しておいて下さい。
ここまでで下準備は完了です。
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MVVアプリのインストール
次にアプリのインストールです。以下のアプリのインストールをして下さい。
アプリの設定をしていきます。アプリを起動して左上のメニューボタンを押下してください。次に「Tickets」を選択します。
ログイン画面が現れるので先程登録したユーザーでログインします。
ログインできたら右上のユーザボタンを押下して「Means of Payment」を選択し、事前に登録した決済方法が反映されているか確認しましょう。
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MVVアプリの使い方
アプリを起動して目的地を入力します。
経路がいくつか出てくるのでどの経路で向かうか選択します。Einzelfahrkarteは1回券、Single-Tageskarteは1日乗車券です。観光でいらした方はホテルを出る前に今日訪問予定で一番遠い場所を入力して購入するといいでしょう。
ちなみに Kindは子どもで、6歳〜14歳が該当します。6歳未満は無料で乗車可能です。
内容を確認して、購入しましょう。
係員への見せ方
乗車券を購入すると、チケットをダウンロードできるので、ダウンロードしておきます。QRコードがそれです。
言語設定について
基本的にスマホの言語設定を見ているはずなので言語設定は不要のはずですが、英語にしておくと少し使いやすくなると思います。そうは言ってもドイツ語がいっぱい混じっているのは直してもらいたいところです。
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記事は以上! Enjoy! ミュンヘン!