ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
地元友達のYOUからイイ!とお勧めされたガジェットを入手して2週間ぐらい経ったので使用感なんぞをレポートしてみます。
まずそのガジェットとは、Sony EricssonのMW600(BlueTooth レシーバー)です。
ざっとした特長は、
- 3台までの機器が登録可能なマルチペアリング
- FMラジオチューナー付
- 高音質
- 好きなヘッドホンが利用できる
ですが商品についてはググれば、かなりヒットすると思いますのでそちらに譲ります。
今回は以下のような使い方をしてみて、そのレポートになります。
- 普段はiPhoneのiPodで音楽を聴きながら通勤
- 仮にN-04Bに電話が掛かってきたらイヤホンしたまま通話
- 曲送りは手元でやりたい(いちいちiPhoneをいじらない)
その前にそれぞれペアリングした時にどういう挙動をするか確認してみます。
ちなみにN-04BはMW600の動作確認機種になっていません。
項目 | iPhone | N-04B | |
電話機能 | 通話 | ○ | ○ |
着信表示 | ○(登録名を表示) | △(電話番号のみ) | |
音楽機能 | 再生、停止 | ○ | ○ |
曲名表示 | × | ○ | |
曲送り、巻き戻し、早送り等 | × | ○ |
どっちもどっちな感じですね。。。
さて、ではやりたいことをやるにはどうしたらいいか?ということですが。
- それぞれの機器をMW600とペアリングします。(N-04Bとペアリングする場合にはパスワードは「0000」と入れる必要があります)
- MW600の再生ボタンを長押しして、オーディオのチャンネルをiPhoneの端末アイコンに設定します。(上記1でiPhoneとMW600を始めにペアリングしたら1と書いた端末アイコンに、2回目にペアリングしたら2と書いた端末アイコンを選択)
- MW600の通話ボタンを長押しして、ハンズフリーの機器をN-04Bの端末アイコンに設定します。
以上です。ここまでとりあえずやって(うまくいってもいかなくても)MW600の電源を再起動するとうまくいったりします(以降うまく自動ペアリングしますが、初回いろんな機器とペアリング作業をしていると接続が切れたりしてしまうようです)
実際の利用イメージは、
- iPhone iPodで音楽を聴いている
- 電話がN-04Bに掛かってくるとバイブに設定していたとしても着信音(携帯で設定した着信音)が鳴ります(イヤホンを通して聞えます)
- MW600側の通話ボタンを押して通話
- 切断ボタンを押して通話終了
- 再生ボタンを押すとiPodから音楽再スタート
というイメージです。
感想は…
- 本当に高音質。iPhone直接続の方が確かに少しだけいいですが、全く問題なし。(*1)
- MW600での通話も全く問題なし。Yシャツの第二ボタンと第三ボタンの間ぐらいにクリップ留めしていますが相手に問題なく声は聞えているようです。
- 通話して切断すると音楽に戻れないことがままある。そういう場合はMW600を再起動で自動再接続。これちょっとウザイ。
- iPhone側に着信があってもMW600で受けれない。MW600側で切り替えればいけるのかな?
- 他の人も書いていますが、MW600の音量調整が難しい
- iPodの曲送りぐらいはできて欲しい(*2)
- Wi-FiをONにしていてもそんなに切れない。プツプツ言うときは仕方ないのでiPhone側でWi-FiをOFFにしましょう
- iPhone側の電池の減りもそれほど短くなったとは感じない。1割ぐらい短くなったかな。単純に使い勝手がいいので音楽を聴く時間が増えたから、というのが大きいと思いますが。
最近はこんな使い方もしています。
ゴルフの打ちっぱなしで、テーブルの上にiPhoneとN-04Bを置いて、音楽を聴きながらゴルフ練習。
全然スイングの邪魔になりません。
YOU的使い方は、電波の悪いところでの作業で電話機だけを電波のいいところにおいて、MW600で会話、らしいです。
さて、
(*1)
MW600に付いているイヤホンはiPhoneについているのよりはだいぶいい音が出ますが、いかんせんコードが短すぎ。
ってことで、いろいろ悩んだ末にSonyのMDR-EX500SLを付けて使っています。かなりドンシャリな感じですが、ドンシャリ好きなのでこれでいいです。
女性ボーカルは綺麗に聞えると思うですが。ネットだとあんまり評判よくないですね。下位の300SLの方が評判いいようです。
でも300は音がくぐもって聴こえたので500にしました。700にしようか悩みましたが2万は払えなかった…。
コードの長さもMW600に合っています。長いコードだとBlueToothレシーバで音楽聴いている意味なくなっちゃいますし。
(*2)
今のところiOS4でも曲の早送りとか曲送りには対応していないようです。
(2010/9追記) iOS4.1.0がリリースされましたね。iOS4.1.0になって曲送りができるようになったようです。曲名表示は未対応のようですが。ってことでこのBTHelperは不要になりますね。
そこでBluetooth Helper(iTunesが起動します)というアプリを使います。
単純に指定された秒数内で再生ボタンが何回押されたかで曲送り、曲戻しをしてくれるソフトです。
常駐が必要なのが若干難点ですけどね…。
デフォルトは3秒ですが、私は1秒に設定変更して使っています。早送りとかは使わないので曲送り、曲戻しのみ。
再生ボタンをカチカチっと2回押すと曲送り、3回押すと曲戻しになります。
ちなみにお値段600円。昔は115円だったようですが、ずいぶんと高くなったなぁ。
ちなみにiOS4.1(9月ぐらいにリリース?)では曲送りや曲名表示にも対応されるようです(「iOS 4.1でBluetooth AVRCPプロファイルにフル対応」より)
Bluetooth Helper 2.01(¥600) for iPhone
更新:2010/04/02
Bluetooth Helper 2.01
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥600
販売業者 :Eventual Innovations, LLC
Bluetooth Helper - Eventual Innovations, LLC