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JailBreakすることなしにSIMロックフリーになるアダプタ(通称SIM下駄)を試してみたのでそのレビューです。
結論から言うと今回は失敗っぽいです。
もう少しちゃんとした?SIM下駄を買えばうまくいく予感です。
まず私が購入したのは、R-SIMⅢ UltraS というシム下駄です。
iPhone4S専用で、iOS5.1(ベースバンドが2.0.10まで対応)まで対応しているSIM下駄です。
amazonで2,200円。見るからに怪しい…。
まずはお約束の開封の儀。
到着までに3週間もかかったので期待が高まります。
専用のトレイとすごく薄いICチップがついています。このトレイの上に下駄を載せてその上にマイクロSIMを載せてiPhoneに挿入する訳です。
事前にドコモショップに行って眠っているFOMA端末のSIMをマイクロSIMに変更してもらいました。手数料も年に1回までなら0円とのこと。
さて、ここからが長かった…。
まず、最初はSIMを入れて再起動をかけたらアクティベーションの画面になってしまいました。
SIMの出し入れをしているとアクティベーションがかからなくなりましたが、次はSearching..と、ドコモの電波を全然掴んでくれない…。
電話番号を認識する時とそうでない時と…と動作が全く安定しません。
それでも何度も機内モードのOFF/ONを繰り返していると、とうとうドコモの電波を掴みました。なぜボイスメモになっているかというと、アクティベーションの画面をスキップすることができるからです(録音状態にしておく必要あり)
電話もかけられました。音質もいいです。SMSについては最初は受信はできるけど送信ができない状態。動作がはやり安定しない…。
もう一度最初からやり直してみると今度は送受信ができるようになりました。
今現在、またドコモのSIMを認識するのはうまく行っていません。壊れたのかしら?ちなみにSBのSIMをこのSIM下駄に載せるとはやり挙動が安定しません。ドコモよりは認識する率が高いようですが。
まとめると、SIM下駄を使うのはいいのですが、元のSIMを解約してドコモ1本にしてしまうのは非常にリスクがあります。
- 第一にiOSのバージョンアップをしてしまうとSIM下駄を買い換える必要があります。
- 第二にドコモに変更した場合Xi契約+MoperaUという組み合わせになると思いますが結構なお値段します。しかも10月からは7GB制限もかかり(7GB超えるとその月の残りは128kbps制限)耐えられるのかどうかも不明です。
圏外になった際にまたこの手順が必要となるとするとまったく使えませんね。
単純に海外旅行や、出張時に使う手段としてSIM下駄を利用するのが吉のような気がします。
短期間であればモバイルルータのレンタルでもいいような気がしますが…。