ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
こちらもだいぶ年季の入った革靴なのですが、出勤途中に雨に降られその後乾かしたけどつま先に染みができてしまっていました。靴墨を塗ったりいろいろと手入れをしたのですが、雨染みは治らず。日経でこんな記事(色々な革靴 自分で水洗いしてみた :日本経済新聞)を見つけたので試してみることにしました。どうせもう古いし、失敗したら残念ながら捨てる覚悟で。
さて、洗う前の下準備ですが、まずは靴紐を外し、靴全体にブラシをかけます。中敷があるなら外して特につま先に溜まっている埃を取り除きます。
そして、シンクに水を張り…
靴の中にもたっぷり水を入れてさらに埃を流しだしてしまいましょう。洗剤はハンドソープだと洗浄力が強いのでボディソープを5%に希釈して…と記事にはありましたが、面倒なので泡のボディソープのナイーブ(naive(ナイーブ)|クラシエ)をそのまま。100%植物性というのも革に優しそう。
そして乾燥するわけですが、面倒臭いので洗濯機で脱水してしまいます。靴からは色が落ちますのでタオルなどで巻いて洗濯層の壁に這うように置いて脱水です。
脱水時間は7分にセットしましたが、これはちょっとやりすぎでした。1分で十分かと。7分も遠心分離機にかけたためもともと痛んでいた革底がますます痛んでしまいました。
脱水が完了したので、靴の中にキッチンペーパをつっこんで風通しのいい日陰で乾燥させます。
1日ぐらい扇風機に当てて乾いたところです。右足の甲のところの皺の部分の色が落ちているのが分かります。また左足は綺麗に雨染みが取れていますが右足は雨染みの線は消えましたがちょっと微妙…。ちょっと洗い方が悪かったのかもしれません。
まぁ良しとして次の工程に行きましょう。靴墨をたっぷり塗っていきます。いつも使っているコロンブスのチョコを切らしていたので今回はM.MOWBRAY シュークリームを使ってみます。
たっぷりと刷り込んだ後1時間程度乾かして、その後磨きますが、その際にストッキングを丸めたものを私はいつも使っています。ストッキングを使って磨くと光沢が出るんですね。
最後はラナパー(笑)。ちょっとゴワゴワした感じだったのですがこれで潤いも取り戻したように柔らかさが戻ってきました。