Linux Server

Movable Type 3 インストール

  

ご注意下さい

この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。

0
(0)

友達でMT3のインストールに四苦八苦とか言っているので試しにインストール。
ロリポップ等でレンタルサーバを借りた人はどうぞご参考に。

流れは以下の通り。

①本体の入手
②設定ファイル(mt.cfg)の編集
③サーバーへのアップロード
④設定続き(MT3のイニシャライズ)
⑤ブラウザから設定

①本体の入手
まずはhttp://www.movabletype.jp/のページ上にある「ダウンロード」をクリック

WS000000.JPG

まずはTypeKeyの入手をします。

WS000001.JPG

TypeKeyとはMT3から導入されたスパムコメントを防止するための機構だそうですが、とりあえずこれがないとダウンロードできません。

登録し終わったところで「ダウンロードへ」ボタンを押して次へ。

WS000002.JPG

「限定個人ライセンス」が無料なんでダウンロードします。
使用許諾条件を承諾して、ダウンロード画面へ。「フルパッケージ」で「ZIP形式」でいいでしょう。

WS000004.JPG

②設定ファイル(mt.cfg)の編集
次にダウンロードしたものを解凍します。解凍ツールは一杯あるけど個人的にはnoahがお勧め。

さて、mt.cfgというMTの設定ファイルをちょこちょこといじります。

WS000007.JPG

エディターでmt.cfgを開いて編集。

CGIPathを自分のサーバに合わせて変更します。
WS000008.JPG

EmailAdressMainにも一応メールアドレスを設定しておきます。
WS000009.JPG

サーバによってはCGI実行ディレクトリの下に画像を置けないのでStaticWebPathを変更しておきます。
WS000021.JPG

CGIMaxUploadはサーバへアップロードできる最大のファイルサイズですが、デフォルトの500kbyteはちょっと少ないので50Mにしてみます。(自分のサーバに合わせてください)
WS000010.JPG

ファイルのパーミッション設定。やらなくてもいいけどね。コメント(#)を外しておいてください。
WS000011.JPG

これで一通りmt.cfgの設定は終わり。

③サーバーへのアップロード
まずはサーバにログイン。telnetしてください。(sshか?)

$ mkdir -p cgi-bin/mt ./mt ./archives

cgi-bin/mtはCGIPathで指定したディレクトリ。./mtはStaticWebPathで指定したディレクトリ。archivesはその後WEBLOGを作るときに必要になります。

次にサーバへFTPソフトを使用してアップロードしてください。
ただし、アップロードする先は先ほど指定してCGIPathと同じところになります。

次にCGIファイルのパーミッションを変更します。

$ cd cgi-bin/mt
$ ls -al *.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 742 6月 17 20:53 mt-atom.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 8287 6月 17 20:53 mt-check.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 777 6月 17 20:53 mt-comments.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 18 6月 17 20:53 mt-db-pass.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 4978 6月 17 20:53 mt-db2sql.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 7636 6月 17 20:58 mt-load.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 777 6月 17 20:53 mt-search.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 2013 6月 17 20:53 mt-send-entry.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 1138 6月 17 20:53 mt-set-reg.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 774 6月 17 20:53 mt-tb.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 759 6月 17 20:53 mt-view.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 814 6月 17 20:53 mt-xmlrpc.cgi
-rw-r--r-- 1 apache apache 744 6月 17 20:53 mt.cgi
$ chmod 755 *.cgi
$ ls -al *.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 742 6月 17 20:53 mt-atom.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 8287 6月 17 20:53 mt-check.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 777 6月 17 20:53 mt-comments.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 18 6月 17 20:53 mt-db-pass.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 4978 6月 17 20:53 mt-db2sql.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 7636 6月 17 20:58 mt-load.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 777 6月 17 20:53 mt-search.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 2013 6月 17 20:53 mt-send-entry.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 1138 6月 17 20:53 mt-set-reg.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 774 6月 17 20:53 mt-tb.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 759 6月 17 20:53 mt-view.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 814 6月 17 20:53 mt-xmlrpc.cgi
-rwxr-xr-x 1 apache apache 744 6月 17 20:53 mt.cgi

となればOK。
次にStaticWebPathで指定したディレクトリにドキュメントとか画像ファイルを移動します。

$ mv docs images styles.css mt.js ~/mt/.

これでひとまずサーバでの作業は終了。

④設定続き(MT3のイニシャライズ)
次はIE等のブラウザからCGIにアクセス。

http://<アナタのサーバ>/cgi-bin/mt/mt-check.cgiにアクセスしてみます。
WS000013.JPG
下のほうに「Successfuly」と出ればOK。

次に、http://<アナタのサーバ>/cgi-bin/mt/mt-load.cgiへアクセス。
WS000014.JPG
「System Initialization Complete」と出ればOK。

最後に上の画像にも書いてありますが、mt-load.cgiを削除しておきましょう。ここではいつか使うかもしれないので、パーミッションを落としておきます。

$ cd cgi-bin/mt
$ chmod 000 mt-load.cgi

⑤ブラウザから設定
ブラウザからhttp://<アナタのサーバ>/cgi-bin/mt/mt.cgiへアクセス。
以下の画面が出ていないとなんかがまずいです。

WS000016.JPG

出ていればユーザ名に「Melody」、パスワードに「Nelson」を入力しましょう。これはMTデフォルトです。
WS000017.JPG

さてデフォルトの設定はまずいので早速ユーザ名を変更しましょう。

WS000018.JPG

右下の「プロフィールを編集」をクリックして、以下の画面から編集して下さい。

WS000019.JPG

WS000020.JPG

次に、「ウェブログの管理」の設定を押して、以下の設定画面を出します。

WS000022.JPG

ローカルサイトパスはindex.htmlを置きたいサーバー側のパス(URLではない)を書きましょう。
この例ではドメインを取得しているので/home/httpd/html/xxxxx/index.htmlがパスになるので、/home/httpd/html/xxxxx/を指定しています。

同様にローカルアーカイブパスも変更
/home/httpd/html/xxxx/archivesにしています。ディレクトリは③サーバーへのアップロードで作成済み。

アーカイブのURLも確認しておきます。
http://<アナタのサーバ>/archivesにしましょう。

こんなところでしょうか?

この記事は役に立ちましたか? | Is this article useful for you?

評価をお願いします | Please leave your rating.

平均 | Av.: 0 / 5. 投票数 | Votes: 0

最初の評価を下さい | Please vote for the first rating.

-Linux Server
-,

© 1999 - 2021 蒲田ネット