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私は、Windows Server 2012R2 Essentials上でHyper-Vを構築し、その上でWindows10 Proをインストールして、リモートデスクトップで接続して作業をしています。
その方が、家のどのPCでログオンしても作業環境が同じになりますし、サーバー上でバックアップも取られています。
しかし、遅い…。タスクマネージャーを見てみると、どうもディスクアクセスが頻繁に起きており、アクティブな時間が100%に張り付くことが多いことが分りました。ウィルス対策ソフトがゴリゴリしているときなどは何の作業もできないような状況となってしまっていました。
Hyper-Vの仕組みを考えると、NTFS上にNTFSでフォーマットされた仮想ディスクを構築しているわけですからDiskI/Oがボトルネックになるのも仕方がないことかもしれません。
世の中のVDI環境はどうしているのか不思議に思ってしまいますが、私の場合はWindows用の仮想ディスクをSSD上に配置することで回避しました。まぁ頭は使えなかったので(知識がなかったので)お金で解決したことになってしまいますが…。
最近は120GBで5千円、240GBでも8千円程度で買えるのですね。本当はトラブルが少ないIntelのSSDが欲しかったのですが、SANDISKと中堅どころにしました。Samsung、Transcendはもっと安く買えたのですが、トラブル報告も多いと聞いたので止めました。
SSDを装着し「ディスクの管理」からSSDをボリュームの割り当てフォーマットなどをし認識できるようにした上で(この辺は割愛します)、Hyper-Vの当該サーバ(この場合はWindows10)をシャットダウンし、Hyper-Vマネージャーから当該サーバの設定ボタンを押下します。ハードドライブの仮想ハードディスクのところに現在の仮想HDDのパスの記載がありますので、
この仮想HDDをSSD上にコピーし、仮想HDDのパスもコピーした仮想HDDに書き換えます。
以上で完了となり、Windowsの起動も数秒で完了するようになりました。素晴らしい。
肝心のディスクIOですが、以下のように以前のようにアクティブな時間が100%に張り付くようなこともなく、快適に使用できている次第です。