ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
WPtouchが3.1.8にバージョンアップされましたが、adsenseのコードの挿入やいいね!の追加など独自にカスタマイズしている方も多いと思います。
ただ、バージョンアップするとカスタマイズしたコードが全て消えてしまうのでまた設定するのがかなり面倒だと思います。
その作業を軽減するためにパッチの作成をしてみましょう。
パッチの作成
まずはバージョンアップ前にカスタマイズしたPHPなどのバックアップを取ります。(ここでは/tmp配下にバックアップを取得しました。)その後通常通りWPTouchのバージョンアップを実施。
いよいよパッチの作成です。
# diff -c $wordpress/wp-content/plugins/wptouch/themes/bauhaus/default/functions.php functions.php > functions.php.patch
# diff -c $wordpress/wp-content/plugins/wptouch/themes/bauhaus/default/single.php single.php > single.php.patch
# diff -c $wordpress/wp-content/plugins/wptouch/themes/bauhaus/default/single.php single.php > single.php.patch
$wordpressはWordPressインストールディレクトリですのでご自身の環境に合わせて読み替えてください。これでパッチファイルが作成が完了です。
パッチの適用
では先ほど作成したパッチを新しいWPTouchに適用しましょう。
# cd $wordpress/wp-content/plugins/wptouch/themes/bauhaus/default
# patch < /tmp/bauhaus/functions.php.patch # patch < /tmp/bauhaus/single.php.patch
# patch < /tmp/bauhaus/functions.php.patch # patch < /tmp/bauhaus/single.php.patch
簡単ですね。次回以降WPTouchをバージョンアップした際にはこのパッチを適用することでカスタマイズが反映される可能性が高いです。
記事はここまで。