Linux Server

rpmbuildでrpm作成【CentOSサーバー導入】

  

ご注意下さい

この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。

0
(0)

すでに手動でconfigureやらmakeやら叩いていますが、管理の面で言えばできればrpmで管理したいところ。

そこでrpmbuidに挑戦してみた。

今回のサーバ構築の目的はimap on ssl なので、その関連についてrpm してみる。

まずrpmbuildは仮想的に?make installなどが走るため、rpmをbuidしたいだけなのに間違ってインストールされてしまう可能性があるらしい。
そこで一般ユーザでrpmbuildをした方が安全。

今回はdevelユーザを作成する。

develのホームディレクトリを$HOMEとすると以下のディレクトリを作成

$HOME/downloads
$HOME/rpms/{BUILD RPMS SOURCES SPECS SRPMS}

また$HOME/.rpmmacrosを作成し、以下の内容を記載する。

%_topdir $HOME/rpms <-- $HOMEは展開すること。

develユーザにて、$HOME/downloadに以下のファイルをダウンロード。(imapsのためね)

courier-authlib-0.63.0.tar.bz2
courier-imap-4.7.0.tar.bz2
maildrop-2.4.2.tar.bz2

$HOME/downloadにて以下のコマンド実行。

rpmbuild -ta courier-authlib-0.63.0.tar.bz2
rpmbuild -ta courier-imap-4.7.0.tar.bz2
rpmbuild -ta maildrop-2.4.2.tar.bz2

すると、$HOME/rpms/i386/RPMS配下にrpmファイルが作成されるので、

courier-authlib-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-pgsql-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-debuginfo-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-pipe-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-debuginfo-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-devel-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-userdb-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-devel-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-ldap-0.63.0-1.i386.rpm courier-imap-4.7.0-1.i386.rpm maildrop-man-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-mysql-0.63.0-1.i386.rpm courier-imap-debuginfo-4.7.0-1.i386.rpm

rootでrpm -ivh して実際にインストールします。

ちなみに$HOME/rpms/SRPMS配下にはソースパッケージが作成されます。

courier-authlib-0.63.0-1.src.rpm courier-imap-4.7.0-1.src.rpm maildrop-2.4.2-1.src.rpm

この記事は役に立ちましたか? | Is this article useful for you?

評価をお願いします | Please leave your rating.

平均 | Av.: 0 / 5. 投票数 | Votes: 0

最初の評価を下さい | Please vote for the first rating.

-Linux Server
-

© 1999 - 2021 蒲田ネット