ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
すでに手動でconfigureやらmakeやら叩いていますが、管理の面で言えばできればrpmで管理したいところ。
そこでrpmbuidに挑戦してみた。
今回のサーバ構築の目的はimap on ssl なので、その関連についてrpm してみる。
まずrpmbuildは仮想的に?make installなどが走るため、rpmをbuidしたいだけなのに間違ってインストールされてしまう可能性があるらしい。
そこで一般ユーザでrpmbuildをした方が安全。
今回はdevelユーザを作成する。
develのホームディレクトリを$HOMEとすると以下のディレクトリを作成
$HOME/downloads
$HOME/rpms/{BUILD RPMS SOURCES SPECS SRPMS}
また$HOME/.rpmmacrosを作成し、以下の内容を記載する。
%_topdir $HOME/rpms <-- $HOMEは展開すること。
develユーザにて、$HOME/downloadに以下のファイルをダウンロード。(imapsのためね)
courier-authlib-0.63.0.tar.bz2
courier-imap-4.7.0.tar.bz2
maildrop-2.4.2.tar.bz2
$HOME/downloadにて以下のコマンド実行。
rpmbuild -ta courier-authlib-0.63.0.tar.bz2
rpmbuild -ta courier-imap-4.7.0.tar.bz2
rpmbuild -ta maildrop-2.4.2.tar.bz2
すると、$HOME/rpms/i386/RPMS配下にrpmファイルが作成されるので、
courier-authlib-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-pgsql-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-debuginfo-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-pipe-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-debuginfo-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-devel-0.63.0-1.i386.rpm courier-authlib-userdb-0.63.0-1.i386.rpm maildrop-devel-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-ldap-0.63.0-1.i386.rpm courier-imap-4.7.0-1.i386.rpm maildrop-man-2.4.2-1.i386.rpm
courier-authlib-mysql-0.63.0-1.i386.rpm courier-imap-debuginfo-4.7.0-1.i386.rpm
rootでrpm -ivh して実際にインストールします。
ちなみに$HOME/rpms/SRPMS配下にはソースパッケージが作成されます。