書籍

影武者徳川家康

  

ご注意下さい

この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。

0
(0)

隆 慶一郎 著

イーエスブックス - 本 - 影武者徳川家康 上巻

徳川家康は関が原で死んでいた。その時から望みもしない権力者となった二郎三郎が秀忠との暗闘にしのぎを削る。突飛な物語のようでいて、あれこれと資料を示されるとこちらが本当の歴史ではないかと思ってしまうほど説得力がある。
地元の静岡新聞に長期にわたって連載されたお勧めの1冊。

上中下と3冊あって割りと長いが一気に読めてしまう秀作。『花の慶次』と同じくこれもまた漫画化されています。昔ドラマでやっていたこともあるみたい。

とにかく歴史の授業では習わなかったようなことが目白押し。親孝行の代表のように言われていた2代将軍秀忠が実は冷酷な男だったとか、関が原の戦いの後の大阪冬の陣、夏の陣までなんであんなにかかったのか等よくわかる。

基本的には著者の推理をもとに小説を書いているんだけど、根拠の資料が豊富に出てくるのですっごく面白いです。

現在の本棚

この記事は役に立ちましたか? | Is this article useful for you?

評価をお願いします | Please leave your rating.

平均 | Av.: 0 / 5. 投票数 | Votes: 0

最初の評価を下さい | Please vote for the first rating.

-書籍
-,

© 1999 - 2021 蒲田ネット