ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
WordPressがどうにもこうにも性能が出ないためいろいろとキャッシュ系のプラグインを試していたのですが、WP Super Cacheはモバイル用テーマとPC用テーマの切り替えがうまくできず結局諦めました。
いろいろ調べていたところWP Fastest Cacheの評判が良さそうでしたので導入したのですがあるときからまたモバイル用テーマとPC用のテーマが混在して表示されてしまう問題に当たってしまいました。
よくよくキャッシュの統計情報を見てみると、モバイル用のキャッシュが一向に作られていないことが判明。以下の画像だと、左から2番目のモバイル端末の部分のItems数が0のまま(この例では6itemsになっており6ページ分キャッシュされたことが分かります)になっておりカウントされない。おかしい…。
ということで、プラグインの競合や、設定に間違いがないかなどかなり試行錯誤したのですが…。
原因が判明しました。
これは日本語表記のバグですね。
設定画面では「モバイルテーマのキャッシュを作成する」、と「モバイルユーザーにキャッシュを表示しない」という設定項目があるのですが、モバイル用キャッシュの作成したら当然モバイルユーザに対してキャッシュを表示したいので、「モバイルユーザにキャッシュを表示しない」のチェックはOFFにしていました。
変な設定項目だなぁとは当初思っていたのですがキャッシュは作成するもののキャッシュを開放するかどうかを簡単に切り替える設定だと勝手に納得していました。
試行錯誤する中で日本語バージョンのみバグがあるのかもしれないと思い、LanguageをEnglishに戻したのですが、
「Don't show the cached version for desktop to mobile devices.」とあります。これって「デスクトップ用のキャッシュをモバイル機器に表示しない」という意味じゃなかろうか…。つまりこれはチェックを外すと「デスクトップ用のキャッシュをモバイルユーザに表示する」という意味にならないか?
ということでグーグル先生にも尋ねてみました。
やはりグーグル先生も同じことをおっしゃっています。
日本語訳のエラーということで両方にチェックを入れることで無事にキャッシュを使い分けることができました。