ご注意下さい
この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
前回に引き続きVoIPネタです。
iPhoneをひかり電話の子機にする方法はググればすぐに出てきますのでそちらをご参照ください。
(「RT-200NE」、「ひかり電話」、「iPhone」とかで検索してみてください。)
この場合Asteriskは不要でPR-200NEで完結します。
今回は、IP電話Cをメインとしながらも0120、1xxなどひかり電話からしかかからない電話番号のみひかり電話回線を選択して発呼するような仕掛けを考えています。
SIPサーバとしてはIP-PBXのAsteriskを考えていますが、ITSPのSIPサーバにレジストする必要があるため、インターネットに公開する必要があります。最近設定の脆弱性を突かれて勝手に国際電話をかけれられる被害が多発しているようですのでセキュリティには十分注意するとともに、国際電話はかからないように電話会社に連絡しておいた方がいいと思います。
また、iPhoneとN-04Bも子機として使おうと思っています。
まずはサーバ側のAsteriskのバージョンですが、今回は最新の1.8.2にしています。1.2、1.4、1.6と来ていますが、1.4と1.6で大きく違うようですのでネットの情報を参考にする場合には注意が必要です。1.8はセキュリティの向上とGoogleVoice対応がされているようです。
日本語化の必要なし、とかひかり電話は使わない、ということであればyumを使って全部インストールすることが可能です。
#wget http://packages.asterisk.org/centos/5/current/i386/RPMS/yum-repos-asterisk-1.0.0-1_centos5.noarch.rpm
#rpm -ivh yum-repos-asterisk-1.0.0-1_centos5.noarch.rpm
#yum install asterisk18
こんな感じでサクっとインストール可能です。
(参考サイト)
備忘録: 【CentOS5.3】ASTERISKをYUMリポジトリからインストールする
今回はPR-200NE対応と、日本語化(応答メッセージ)をしたいので、パッチを適用する必要がありますのでソースからインストールします。dahdiはそのまま使えるので一旦yumで全部インストールした後にasterisk関連のみ削除する方法がお手軽かもしれません。
インストールやパッチなどはAsterisk 1.8 - VOIP-Info.jp Wikiや、RT-200NE対応パッチ - VOIP-Info.jp Wikiを参照してください。PR-200NE対応を行う場合にはRT-200NE対応パッチでOKです。
設定ですが、上記Asterisk 1.8 - VOIP-Info.jp Wikiにあるサンプル設定ファイルをインストールした方がいいと思います。そのうち修正をするのは、
sip.conf
extensions.conf
voicemail.conf
の3種類となります。
次回以降上記設定ファイルについて私の設定を晒していきます。(解説できるほどまだ理解できていません…)