広告・Googleアドセンス728px

Article(記事)

Yamaha RT57iからRT58iへ移行

更新日:

ご注意ください
この記事は2年以上前に書かれたものですので、内容が古い可能性があります。

Yamaha RT57iはなんと2003年7月の発売なんですね。

RT57i - ルーター - ヤマハ株式会社

私もこのルーターには10年近くお世話になっており、長年買い換えていないガジェットの一つだったのですが寄る年波には勝てぬ、というか最近調子が悪くなってきました。そこでこれもまた古いですが、Yamaha RT58iに替える事にしました。

RT58i - ルーター - ヤマハ株式会社

設定の移行

まずはRT57iの設定をバックアップします。設定の移行にはRT-Tftp Clientを利用しますのでインストールがまだの方はとりあえずこのツールをインストールしましょう。

次にRT57i側でtftpの設定を有効にする必要がありますので、TELNETしてtftp host anyとし、設定を有効にします。

# telnet 192.168.0.1
Trying 192.168.0.1...
Connected to 192.168.0.1 (192.168.0.1).
Escape character is '^]'.

Password:

RT57i BootROM Ver. 1.01

RT57i Rev.8.00.91 (Mon May 11 16:09:50 2009)
Copyright (c) 1994-2008 Yamaha Corporation.
Copyright (c) 1998-2000 Tokyo Institute of Technology.
Copyright (c) 2000 Japan Advanced Institute of Science and Technology, HOKURIKU.
Copyright (c) 2002 RSA Security Inc. All rights reserved.
Copyright (c) 2003 VoicePump, Inc.
00:a0:de:zz:e0:00, 00:a0:de:zz:e0:01
Memory 16Mbytes, 2LAN, 1BRI
> administrator
Password:
# tftp host any
#

ではRT-Tftpを起動し、
転送形態:環境設定の取得
転送ファイル:「参照」ボタンを押してファイル名を入力(設定書き込み先)
ルータのアドレス:IPアドレスを入力
パスワード:ルータのパスワード入力
以上を入力し、「実行」ボタンを押下します。

RT-Tftp Client

すると転送ファイルで指定したファイルに設定がダウンロードされます。

次にRT58iにダウンロードしたファイルを投入します。が、IPアドレスがわからなくなってしまったのでまずは設定のリセットを行います(RT58iのIPアドレスがわかっている場合には不要な作業です)
INITボタンを押しながらRESETボタンを押すことで工場出荷状態に戻せます。まずはまっさらな状態に戻してしまいます。

工場出荷状態でのルータのアドレスは192.168.100.1ですのでノートPCのIPアドレスを変更するなりして(私は有線LANに192.168.100.2のアドレスを振って有線LAN接続しました)RT58iと接続します。

簡単のためにダウンロードしたRT57iのIPアドレスを192.168.100.0/24のアドレスを振っておいた方が後々作業が楽かもしれません。

 
#
# LAN configuration
#
ip lan1 address 192.168.100.1/24
#
# TELNETD configuration
#
telnetd host 192.168.10.200-192.168.10.254 192.168.40.1-192.168.40.254 192.168.100.1-192.168.100.254
#
# HTTPD configuration
#
httpd host 192.168.10.1-192.168.10.254 192.168.40.1-192.168.40.254 192.168.100.1-192.168.100.254

http://192.168.100.1/にアクセスしてコマンドの実行からtftp host anyを入力します。
WS000298

そしてRT-Tftpを起動し環境設定の更新として上記ファイルをアップロードしましょう。

Upload

基本的にはこれで設定が流し込めたので先ほどの192.168.100.1としたIPアドレスを既存のRT57iのIPアドレスに変更して終わりです。

が、実際にはconfigがRT57iと似ても似つかないものに変わっていたりするのでtelnetでloginしてRT57iの設定を再度流し込んだほうがいいと思います。

トラブルその①(RT-Tftp)

なぜかRT-TftpのIPアドレス入力欄が以前入れた古いIPアドレスが入力されてしまうことがあるようです。例えば以前192.168.100.10と入れたことがある場合、今回192.168.100.1と入力しても「実行」ボタンを押した瞬間に192.168.100.10となってしまう事象が発生しました。

その場合には、一度C:\User\(ユーザ名)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\Yamaha\RT-Tftp Clientというフォルダを削除すれば治ります。

トラブルその②(VoIPの仕様変更)

こいつははまりました…。RT57iではうまく動いていたAsteriskとの連携ですが、RT58iにした瞬間から発信はできるけど着信が出来なくなってしまいました。asteriskから見てクライアントが1台も居ないように見えてしまった為直で留守番電話行きになってしまうという事象です。

asteriskのCLIからステータスを見てみると

# asterisk -r
asterisk*CLI> sip show peers
Name/username Host Dyn Forcerport ACL Port Status
201/201 192.168.10.10 D 5060 UNREACHABLE
202/202 (Unspecified) D 0 UNKNOWN
203/203 (Unspecified) D 0 UNKNOWN
204/204 (Unspecified) D 0 UNKNOWN
205/205 (Unspecified) D 0 UNKNOWN
206/206 (Unspecified) D 0 UNKNOWN
asahi-net/3VC7KX88 210.227.109.205 5060 OK (22 ms)
asahi-net-anonymous/3VC7K 210.227.109.205 5060 OK (18 ms)
pr200ne-1/0005 192.168.0.1 5060 OK (4 ms)
9 sip peers [Monitored: 3 online, 6 offline Unmonitored: 0 online, 0 offline]
asterisk*CLI>

201がRT58iに接続された電話機になるのですが、UNREACHABLEとなっているのが分かります。
一方でRT58i側から見ると

IPサーバ

ちゃんと接続されています。この為発信はできるが着信はできない状態となっているようです。

エラーメッセージを見ても所々

 
NOTICE[8129] chan_sip.c: Peer '201' is now UNREACHABLE!  Last qualify: 0

このようなエラーが出ています。いろいろ調べてみたところ

YAMAHA RT57i - VOIP-Info.jp Wiki
RT58i[1]やRTX1200[2]など比較的新しい機種では、2011~2012年以降のファームウエアで"SIP OPTIONS"に応答しないよう仕様変更されています。発信できるが着信できない場合などは、Asteriskからの死活確認で失敗(UNREACHABLE)していることがあります。その場合は、"qualify=no"とする必要があるかもしれません。

とのこと。。。

sip.confを以下の一行を追記してasteriskを再起動して完了です。

 
;---- 内線の登録 -----
;home phone
[201]
type=friend
defaultuser=201
secret=(パスワード)
canreinvite=no
host=dynamic
dtmfmode=auto
callgroup=1
pickupgroup=1
mailbox=201
context=insideline
qualify=no

移行後に性能比較

RT57iとRT58iで性能の比較を行ってみました。

RT57i
WS000302

WS000303

RT58i
WS000306

WS000307

なんとなく早くなったかな?という感じです。

記事はここまで。

この記事は役に立ちましたか?評価をお願いいたします。
[合計: 1 平均: 2]

広告336px

広告336px

-Article(記事)
-Asterisk, PC, VoIP, Yamaha RT57i, Yamaha RT58i, トラブル

Copyright© 蒲田ネット , 2017 AllRights Reserved.