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この記事は3年以上前に書かれた記事ですので、内容が古い可能性があります。
2014年にRT57iからRT58iに移行しましたが、この度YamahaからNVR510が発売されたことによりNVR500をネットオークションで安く手に入れることができましたので移行しました。
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Yamaha RT57iからRT58iへ移行
Yamaha RT58iへの移行に関する作業手順と、その際に発生したトラブルの解決方法についてご紹介します。特にSIPに関する仕様変更があったようで発 …続きを見る
NVR500とNVR510の主な違い
- ONUを内蔵しているため、NTTからレンタルしなくていい(*)
- 内部バスが1Gbps→2Gbpsに倍速
- VPNでL2TP/IPsecに対応
- NATセッション数が4,096から65,534へ
(* 2020.4追記)
「ONUを内蔵しているため、NTTからレンタルしなくていい」と記載してありますが、この情報はNVR510の場合でありNVR500の場合はWANとしてFTTHを利用する場合はONUは必要となります。記事に補足致します。指摘してくださった「匿名」様、ありがとうござました。また製品についての詳しい情報は公式HPをご参照ください。
USBメモリを使ったNVR500への移行方法
さて、FATでフォーマットしてある適当なUSBメモリをRT58iに接続し、「詳細設定と情報」→「設定ファイル・ファームウェアファイルのコピー」を選択します。そしてUSBメモリへコピーするを選択して、ファイル名を指定しましょう。ここではrt_config.txtとしていしています。
実行ボタンを押下して成功したことを確認します。念のため、実際にUSBメモリをPCに接続してファイルの内容も確認しておきます。
NVR500側はデフォルトのIPアドレスは192.168.100.1です。administratorのパスワードが分からなかったのでINITボタンを10秒押してブラウザで192.168.100.1にアクセスします。パスワードを聞かれますが何も入力しないでEnterすれば設定画面に入れます。
「詳細設定と情報」→「設定ファイル・ファームウェアファイルのコピー」を選択します。
USBメモリをNVR500に挿し、挿したスロットを選択し、参照ボタンを押下するとUSBメモリの内容が見れますので先ほどダウンロードした、rt_config.txtを選択します。コピー先はもちろん「内蔵不揮発性メモリ」ですね。そして実行して1分程待つと自動的に再起動して完了となります。
効果測定
さて、NVR500への移行の効果をSpeedtestで測定してみます。スペック上はRT58iのスループットが200Mbpsに対してNVR500は1Gbpsですので5倍となります。プロバイダとの契約も1Gbpsなのでちょっと期待。
まずはRT58i。スループットは下りで106.64Mbps。これでも十分ですね。
次にNVR500。な、なななんと、190.05Mbps。ほぼ倍ですね。素晴らしい。ただ上りは大して早くなっていないですね。
Webサーバを自宅で運用していると上りもそれなりに大事なのですが…。まぁいいです。RT58iも最近調子が悪かったし。