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江國香織 著
イーエスブックス - 本 - 泣く大人風呂場で小説に耽溺する楽しみ、幸福な食べ物、深夜の書店を徘徊すること、心強い友人と過ごすお酒の時間、夫婦、恋人、姉妹、友達窶狽サれぞれとの特別な関係…大人にだけ許された贅沢を手のひらで転がすように愉しみ、指からこぼれ落ちるその哀しみと憂鬱さえもいとおしむようにすくいとりながら綴る。日々のこだわりをつややかに、しなやかに描いたエッセイ集。
初めてエッセイなるものを読んでみた。面白い。
これだ。って思った。小説は小説で面白いのだが、エッセイはその著者の考え方、ものの見方がわかって面白い。同じものを見ても全然自分と違うふうに捕らえていたり、こんな表現ができるのか!と驚いてしまう。
この本はそんな一冊でした。
エッセイにはまりそうな予感。