Cuero Design社のBKFバタフライチェアの購入を考えている方向けに実際の使用感や注意点などをお伝えできればと思います。
この記事のもくじ
BKFバタフライチェアの何が魅力なのか
BKFバタフライチェアという名前で日本では有名ですが、こちらはスウェーデンCuero Design社の本革製のバタフライチェアになります。
Leather Butterfly Chair - Pampa Mariposa | Cuero Design
このページをご覧になる、ということはこのチェアに興味がある方だと思いますので詳しい紹介は省略致しますが、ポイントとしては
ポイント
- 本革のハンモックと称される座り心地
- 美しい佇まい
- 厳選された厚さ4mmフルグレインレザーを使用
- 大きくせり出した背もたれがプライベート空間を作り出す
- 折りたためる(分解可能)
が受けているようです。
組み立てる際の注意点
さっそく組み立てる際の注意点に移りたいと思います。バタフライチェアはこのようなダンボールに分解されて入っており自分で組み立てなければなりません。
とは言っても特別な工具が必要でもありませんし、大人であれば一人で30分程度で組み立てが可能です。
説明書(IKEAのように図のみの説明書ですので誰でも読めます)に従って組み立てていきます。
注意点は一点。以下の写真は組み立て方を間違えています。フレーム同士を繋ぐパイプのネジ穴が座面側に向いてしまっています。座面側は自分の体重で強く押さえつけられますので出っ張ったネジ穴が革を痛めてしまいます。
以下のように座面側にロゴが来るように組み立ててください。
本革の座面を上から被せて完成です(ちなみに毛皮の敷物は付属品ではありません)。
実際使ってみての感想
実際に日々使ってみての感想です。
まず大きい!85cmx85cmだとは知って購入したのですがやはり大きいです。バタフライチェアと言っていますがバタフライソファと表現したほうがしっくりくると個人的には思います。リラックスチェアというよりはリラックスできる一人がけのハイバックのソファとして考えてもらったほうが良さそうです。
座り心地は抜群です。そのまま寝れます。微妙な背もたれの角度と頭まで覆う高さがありますので全身をチェアに預けることができます。ただし革には伸縮性ありません。ですのでハンモック的な感覚が欲しければ本革ではなくコットン製のバタフライチェアをお勧めします。本革のハンモック、というコピーはこのチェアを正確に表現していないと個人的には思います。
Outdoor Sunbrella Butterfly Chair - Sunshine Mariposa | Cuero Design
コットン製は値段も本革の半分以下です。
また、小さくてもいいのでフットレスト(オットマン)があるとなお昼寝にいいと思います。私は無印良品の体にフィットするソファをオットマンとして使っていますが最高です。朝まで寝れます。
カバーセット|体にフィットするソファ 通販 | 無印良品
ただ敢えて挙げると気になる点がいくつかあります。
あえて少しだけ気になるポイント
- 本を読んだりするには背中にクッションが欲しい
- 浅く腰掛けていた場合に立ち上がる時にチェアが前にぐらつく時がある
- (私は感じたことがありませんが)冬は革が冷たく座ると体が冷える、というレビューを見たことがあります
非常にリラックスできる体勢が取れる反面、本を読んだりする場合には少し体を起こすためにクッションがある良いと思います。
また浅く掛けて超リラックスした状態から起き上がろうとするとお尻の位置がチェアの前側にありますので、立ち上がる際は必然的に重心が前になりチェアがグラつく時があります。手で支えにして立ち上がるようにするとグラつきません。
まとめ
今回はスウェーデンのBKFバタフライチェアを紹介してきました。
デザイン的には完成されておりもう何年もデザインは変わっていないようです。ですので大切に使えば一生モノのチェアになると思います。
このチェアを友人みんなに胸を張って薦められるか、と聞かれたならば答えはNoです。理由としては、
- サイズがコンパクトとは言えない(一人がけのハイバックソファ、ゼッセル(Sessel)というべき)
- そのため設置場所を選ぶ
- 何より高価である。15万円もします
私の場合、ドイツに在住しており950EURで購入できたので思い切って購入しちゃいました。
記事は以上!